マスの消費者に対して、不確実な状況の中で、リスクテイクしつつ、商品を供給するシステム、すなわちトラディショナル・エコノミー型のビジネスモデルと、個々の顧客のニーズを徹底的に調べあげ、それに対応する商品をワンツーワンで供給していくeエコノミー型のビジネスモデルとが、いまは併存している状況だが、その中にあって高収益を上げ、高成長を遂げつつあるのは、多くの場合eエコノミー型の企業である。
1973年、アメリカのSイレブンをコンビニエンス・ストアとしてオープン。
アメリカのSイレブン社と提携、日本で初めてのコンビニエンス・ストアとしてオープン。
I藤雅俊-S木敏文という優れた経営者のコンビと、POS(販売時点情報管理システム)などの新しい管理技術の積極導入で、今日では日本最大のコンビニに成長した。
eエコノミーのビジネスモデルを検討する前に、従来型の企業でありながら、ビジネス・パラダイムの変化を早い時期に察知して、ビジネスの転換を図って成功を収めている企業の例をみてみたい。
それはSイレブンである。
現在、流通業界は、消費不振で苦況にあえいでいる。
たとえば、Dのような戦後の流通革命の旗手だった大企業も、存続が危ぶまれるほど落ち込んでいる。
これに対してSイレブンは高収益で、株価も1万円を超えている。
Sイレブンは他のコンビニと比較して情報技術を積極的に導入し、巨額の情報システム投資をしてきた。
彼らが何をやっているかというと、時間帯ごとに、どういう客層が、どういうものを買ったかの顧客情報を集め、分析しているのである。
同社のフランチャイズ店に行くと、アルバイトの店員が、一人ひとりのお客について性別、年齢、所得階層(これは外見から判断する)、購買商品などをすべて記録する。
そのようなデータをコンピュータに入力し、データ・マイニングという手法で、どう商品を陳列したらもっともよく売れるかなども分析する。
そうすると、月曜日の午前中に来るお客が買うものは何か、ウィークエンドではどうかなど、時間帯ごとの購買行動を正確に予測することができるので、それに合った品揃え、陳列が可能になる。
Sイレブンに行くと、わずか50坪程度の小型店でありながら、それなりにほしいと思う品物が揃っている、という印象を受ける。
これは偶然そうなっているのではなく、実は時間帯ごとの客層の購買行動をつかんでおり、時間帯ごとに商品構成を変えている。
1957年、N氏により「主婦の店D」として創業。
デザイナーズ 家具の大切さや使い方を初めてデザイナーズ 家具のサイトによって実感されたのではないでしょうか。